人工授精 体外受精 妊娠

人工授精・体外受精を経て妊娠へ

私が子供を授かった頃は、妊活という言葉もなく助成制度もありませんでした。周囲の人には内緒で不妊治療に通い、両親からは『そんなことしなくても子供はできる』等と言われながらの辛い日々でした。子供が生まれ『妊活』というテーマでテレビ番組が放送されることが多くなってから両親も私の辛さが分かったようです。

 

私はインターネットで調べて、電車で30分位の所にあった不妊治療専門の病院に通っていました。まずは自分の体に異常がないかを調べ、卵管が通りが悪いことがわかりました。卵管の通りを調べる卵管造影検査は卵管が細いこともありかなりの痛みを伴いました。でも、卵管が塞がっている訳ではなかったのと、主人の精子も数は少な目なものの元気はあったのでタイミング法で様子をみることになりました。

 

タイミング法を始めて1年がすぎようとしている頃、人工授精に切り替えることになりました。人工授精は、病院に指定された朝、前もって渡された容器に主人に射精精液を入れてもらい、指定経過時間以内に病院に提出します。精液を処理後、子宮に送り込んでもらう方法です。人工授精も半年ほど毎周期続けましたが、良い結果には至りませんでした。その上、排卵時期には何度も通院しなければならず、会社を休みがちになり、申し訳なく退職しました。

 

主人ともうあきらめようかと、話し始めたころ体外受精を勧められました。体外受精は卵子を増やすために毎日、筋肉注射をしに行かねばならず、精神的にもかなりの負担になりました。そして卵子が多くなるためにお腹回りも膨らんだりします。そして、時期になったら子宮から卵巣に針を通して卵子を取り出すのですが、卵子の数が多いと麻酔が途中で切れてしまい、私の場合は途中から腰が浮いてしまうほどの激痛が走ったのを覚えています。

 

でも、1度の体外受精で子供を授かる事が出来て、もう10歳になります。辛かった思い出のようですが、子供がいて幸せな今があることに感謝しています。